OS : CentOS 5.2 i386 (Fedora / RH* / *BSD でもいけるはず)
rsshとは。
ネットワークを介してファイル転送をしたい。
しかし、FTPだとセキュリティに問題があるし、SSHのSCP/SFTPだとリモートシェルまで許してしまう。
そんな時に使うものが rssh です。
次のような要件の時に使います。
・FTPではセキュリティ面で問題がある。
・SCP/SFTPを使いたいがSSHではリモートシェルまで提供してしまう。
rsshは、これらの要件を満たしてくれます。
SSHのSCP/SFTPの機能、そしてOpenSSLで暗号さされたrsync, rdist, cvsを実装したもので、SSHのリモートシェルは許しません。
更にchrootまで設定できます。
(chroot:特定のディレクトリをルートディレクトリと見せる)
セキュアなサーバーを構築したい時には便利です。
■ インストール
# wget http://www.pizzashack.org/rssh/src/rssh-2.3.0.tar.gz # tar zxvf rssh-2.3.0.tar.gz # cd rssh-2.3.0 # ./configure
(–prefix=/usr/local/rssh を指定すると、後で mkchroot.sh を修正しなければならなくなる。)
成功すると /usr/local にインストールされます。
次回は、設定に入ります!